スタジオジブリレイアウト展 感想

午後4時からのチケットだったので、終演時間の6時に間に合うように、急ぎ足でぱーと観て終わってしまった。
家に帰って買ってきた図録を凝視。
以下、感想がまとまらないので、箇条書きで。

  • レイアウトの時点だと、アニメーターの個性(とくに顔)が結構出ちゃうもんなんだなぁ、と思った。
  • 「ナウシカ」「ラピュタ」のレイアウトは意外と淡白というか、それほど魅力的には感じなかった。
  • 高畑作品の「おもひで」の思い出パートや「山田くん」のほうが、宮崎作品よりずっと洗練されているように感じる。
  • 「千と千尋」コーナーで、全ての絵を満足いくまで鑑賞するのは無理だと判断。量が多過ぎる。。。
  • 湯屋の迫力がすごい、生気に満ち溢れているというか。ほとんど宮崎駿自身が描いてるんじゃないだろうか。
  • 金田伊功大平晋也の絵は他のものに比べ、圧倒的に異質で個性的。
  • 大平のレイアウトは、作品の絵の方向性とは大きくかけ離れているように思えたが、これはこれで成立していると感じるほど完成度が高く魅力的だ。
  • 「ハイジ」や「三千里」のレイアウトは、線の密度のせいもあるだろうが、さらりと気持ちよく鑑賞することが出来た。普通に良い絵だなぁって感じ。(図録で観ると物足りなさを感じるが、美術館で鑑賞する分にはこれぐらいが丁度良い。)
  • 「ポニョ」で線の密度が「トトロ」ぐらいに戻ってる印象。でも世界観が変なので、「ムーミン」のように見える。
  • 鑑賞している最中、『アニメ業界は愚直に真面目に働けば報われる世界ではないのだなぁ』と他人事のように考えていた。
  • 勝利条件というか自分にとっての最善の選択を、常に考え続けて行動していかないと、この仕事はしんどいだけだと思った。
  • まっくろくろすけスタンプの作成は、時間の都合で諦めました。